STEP 2 · 走る・止まる
速度とブレーキ。必要な減速をためらわない
「ブレーキを踏みすぎ」と言われても、自分には踏みたくなる理由があります。その理由を見つけましょう。
このレッスンで分かること
- メーターだけを見ると、気づきが遅れる
- ブレーキを減らすことを、目標にしない
- 道路の上限と、安全に走れる速度を分ける
このレッスンの目次
- 1進む先と周囲へ目を配る。
- 2人や車、信号の変化に気づく。
- 3必要なブレーキをためらわず、安全な速度へ。
メーターだけを見ると、気づきが遅れる
速度の確認は必要ですが、メーターを見続けると、信号や前の車の変化に気づきにくくなります。進む先と周囲を中心に見て、必要なときに短くメーターを確かめます。先の状況が分かると、速度を落とす準備もしやすくなります。
ブレーキを減らすことを、目標にしない
対向車が怖い、線をはみ出しそう、信号に気づくのが遅れた。指導では、ブレーキの回数よりその前の見方を確認します。危険を感じた場面で必要なブレーキを我慢してはいけません。安全な速度に落としたうえで、なぜ不安だったかを後で振り返ります。
道路の上限と、安全に走れる速度を分ける
速度の上限は標識や法令で決まります。その範囲内でも、人がいる、見通しが悪い、雨で滑りやすいといった状況では、さらに減速が必要です。生活道路の法定速度は2026年9月1日に制度変更があります。以前の記憶に頼らず、警察庁の現行案内と現地の標識を確かめましょう。
見る余裕がないときは、曲がる前の速度を見直す
ハンドル操作に追われて進む先が見られないときは、曲がり始める前に十分に速度を落とせているかを振り返ります。周囲の状況に合った減速で、見る・判断するための時間をつくります。急に強くブレーキを踏むことを勧めるものではありません。早めに状況を見て備え、危険があるときは必要な制動を行います。減速しても確認と操作を両立できない場合は、公道で無理に続けず、教習所などで指導を受けましょう。
今日の、小さな練習
理解を確かめる
- 運転後、ブレーキを踏みたくなった場面を一つ思い出す。
- 直前に見ていたもの、気づくのが遅れたものを書き出す。
- 次回はどこを早めに見るか決める。
車を使う練習は管理者の許可を得た広い場所で、他車や歩行者への影響がないことを確かめます。危険や疲れを感じたら中止します。
確認問題
「ブレーキが多い」と言われたら?
答えの説明を見る
安全を確保するための操作を、他人の評価のために我慢しません。
学習の振り返り
読み終えた記録は、安全に運転できることの証明ではありません。
読んだ後の、次の行動
まず今日の教材で分かったことを説明し、車で確かめたい点を一つ決めます。操作や確認に不安がある場合は、一人で試さず指導者と確かめてください。