狭い道で対向車が見えたときは、「何とか通り抜ける」より先に、安全に止まれる場所と、すれ違える幅がある場所を探します。幅や見通しが足りない、歩行者・自転車の動きが読めない場合は、無理に進まないでください。
狭い道に入る前に見ること
- 対向車が来たとき、すれ違える場所と止まれる場所があるか
- 歩行者・自転車、駐車車両、電柱や植木鉢など低い障害物
- 道路の左側に寄せる余裕があるか。路肩・側溝・歩道に危険がないか
- 進んだ先に戻れない狭さがないか
対向車が来たら
JAFは、すれ違う場所を早めに探し、周囲を確かめながら左に寄せ、必要なら停止して対向車を待つことを勧めています。ここで大切なのは、車を障害物や人へ近づけてまで通ろうとしないことです。相手の動きが分からなければ停止し、互いの通り方を確認してください。
十分な余裕がない場合、他人の駐車スペースや敷地を避難場所として使えるとは限りません。進めるか判断できないときは、無理にすれ違わず、状況に応じて安全な場所で待つ、別の道を選ぶなどの判断が必要です。
ミラーを畳んで通る、という考え方はしない
ドアミラーが接触しそうな幅は、車体や周囲の人にも十分な余裕がない可能性があります。ミラーを畳んで見える範囲を減らしながら通ることを、狭い道の一般的な解決策として勧めません。まず停止し、車幅と周囲の安全を確かめ、無理なら通行を続けないでください。
ハンドルや曲がり方を一つの型に決めない
「いったんまっすぐにしたらハンドルを動かさない」「右左折は大回りする」といった一律の操作は、道路や車の大きさ、周囲の状況に合わないことがあります。通れるか分からなければ止まり、歩行者・自転車・対向車・車体の前後左右を確認します。交差点では標識・標示と交通ルールに従い、見えない場所や曲がった先も確かめてください。
次に確認する教材
このWebレッスンは、見る場所と判断の考え方を学ぶ教材です。読むだけで安全な通行や運転技術を保証するものではありません。実際には法令、現地の状況、車両の特性を運転者自身が確認してください。不安が強い場合は公道で無理に練習せず、自動車教習所など適切な指導を利用してください。